「自己重要感」はとにかく大事!
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
昔、ある自己啓発のセミナーに出たときにどんな人でも例外なく、
下記の6つの感情を満たすために生きていると習ったことがあります。
①自己重要感②愛とつながり③安定感④不安定感⑤自己成長感⑥貢献
①の「自己重要感」とは一言で言うと他人から
「さすが!」
「わーすごいですねー!」
と言われたい感情のことです。
この自己重要感を満たす賛辞は食べ物と一緒でまとめて受けても時間が
経てばまた欠乏してしまいます。
よって常に受け続けないとイライラして来るそうです。
また食欲と違い、自分で満たすことができませんので他人に
満たしてもらう必要があります。
よく公の場で他人を意味もなくやたら攻撃する人がいます。
これは他人に自己重要感を満たしてもらえなかったために、
他人を落としめることで自分を相対的に上げて自己重要感を
満たした気になっているとても気の毒な人なのです(苦笑)
だからもしあなたが誰かと仲良くしたければその人の自己重要感を
満たしてあげることを第一に考えると良いのです。
具体的にはまず、
「褒めてあげること!」
人を褒めるのは実は結構難しいのです。
本当に心からその人のことに興味をもって観察しなければ褒めるための
具体的なポイントを見つけられません。
よく表面的な当たり障りのないお世辞を言っている人がいますが、
帰って「こやつはアホか?」と思われて逆効果になることが多いので
具体的に褒めるポイントが見つからなければ黙っていた方がまだマシです。
実は褒めることよりもっと簡単で効果的なのが、
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黙って聞き役に回る。
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ことです。
どんな人であっても自分のことに興味があり、自分のことを
話したいのです。
だから自分の話を聞いてくれる人がいると自己重要感が
満たされるのです。
そして自己重要感が満たされて初めて、
「ではあなたの話も聞いてみようか。。」ということになります。
よく、優秀なセールスマンが全く売込をせずにただお客様の話を
聞いていただけで、
「いやー君と話していると楽しいねー」
「ところでどんな商品を取り扱ってんだっけ?」
などと言われて商品を買ってもらったなどという話は
よくあることです。
この、
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黙って聞き役に回ることで相手の自己重要感を満たしてあげる。
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という姿勢は業務提携契約の交渉でもとても大事です。
「交渉=話すこと」というイメージがありますが、むしろ相手に
話させることの方が効果的に交渉を進められることが多いのです。
あなたももし契約交渉をする機会があったら、騙されたと思ってまずは
聞き役に徹してみてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二