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業務提携契約の一つ目のワナとは?
業務提携契約は地雷の百貨店である!ということです。
今までは、自社の従業員さえ訓練・管理しておけば何事も
なくビジネスがまわっていたものが、他社の従業員の失敗
や違反行為までこちらに跳ね返ってきます。
×秘密情報/個人情報の漏えい
×第三者の著作権等、知的財産侵害
×自社ブランドの信用失墜
×自社技術・ノウハウが相手側に勝手に使われる
×自社技術・ノウハウが競合他社に流れる
×業務提携の途中で仲たがいして訴訟に発展する
などなど、数え上げればきりがありません。
また地雷とまではいかないまでも、
×業務提携による利益を独り占めされる
×割の合わない役割をいつの間にか押しつけられる
など、不安や悩みの種はつきません。
この不安や悩みは海外の企業との業務提携ともなれば
数倍にも膨れ上がります。
業務提携をやるにはそれ相応の覚悟、情報収集そして
戦略が必要と心しておきましょう。
業務提携契約の2つ目のワナとは、
夢や関心のある部分だけ決めて後は忘れてしまうことが多い!
ということです。
業務提携契約は締結にいたれば、本当にその企業の
成長や発展を助けてくれます。
○新商品や新サービスの導入
○新たな市場への参入
○海外進出
○売上の増加
○新しい技術・ノウハウの蓄積
などなど。
これらのことを考えるだけで、時間があっと言う間に過ぎて
しまうでしょう。
なので、業務提携契約に潜む地雷のことなどすっかり忘れて
しまうか、潜在意識的に「地雷の事など考えたくない!」という
作用がどうしても強く働いてしまうのです。
人間はどうしても攻めと守りのどちらかが得意なタイプに分かれ
ます。
経営者はほとんどが攻めが得意で、夢に向かってドンドン前に
進んで行くタイプが多いのでは?
従って、ずっと夢の多い話をしていたのに相手方や自分の部下
から地雷の事について指摘を受け、その時になって初めて、
ハッと我に帰る中小企業の経営者が非常に多いのです。
業務提携契約の3つ目のワナとは、
契約書完成が最終ゴールと勘違い
と言うことです。
法律の文章って本当に読みにくいですよね。
細かいゴチャゴチャした文字を見るだけで頭が痛くなってきます。
そして読んでいるうちに、「契約書なんか読むのはもうこりごり!
簡単に作って、さっさと契約締結してしまいたい」、という深層
心理が誰にでも働くのです。
するとどういうことが起きるのか?
契約書の字面だけ揃えば業務提携契約が完了した!
と、解放された気になってしまうのです。
「もうできてるじゃん!何をこれ以上直す必要があるの?」と
今までに何人のクライアントに言われたことか(笑)
そして、その「もうできてるじゃん!」の契約書をどのように
作ったかをよくよく聞いてみると。。。。
などの答えが返って来ることが多いのです。
全ては、「契約書なんか読むのはもうこりごり!簡単に作って、
さっさと契約締結してしまいたい」、という深層心理のせいです。
ここで少し、相手の立場に立って少し考えてみましょう。
今まで業務提携の夢のあるワクワクした話し合いを続けてきた
ある日、相手が契約書案を提示してきました。
「押印をお願いします!」と依頼されたらどのような気持ちになる
でしょうか?
と、まともな経営者なら誰でもなるはずです。
これは大変興味深い現象です!
今まで、「いいよいいよ!契約書案持ってきてくれればすぐハンコ
押すから!」なんてざっくばらんに言っていた経営者のほとんどが
いざ契約書案を受け取ったとたん・・・・・・
上記のように豹変します。
契約書、内容証明、訴状等々・・・・
「法律的な文書」が人に与える恐怖と言う物は計り知れないものが
あるのです。
そして、そのように恐怖を感じている相手方に提示した契約書案が
他社の契約書をそのままコピペしてきたような内容で、今まで双方が
話してきた条件と全く異なるような事が書かれていたとしたら。。
「なんだコイツは?言っている事とやっている事が全然違う!
これは油断がならないぞ!」
と一気に信頼を失い、身構えるでしょう?
そうなんです。
本当の戦いはここからなのです。
契約書案を作ったら、(理想を言えば案を作る前に)
当事者間の実際のビジネスの内容、状況、特殊性が
十分に反映されているかどうかのチェックが最低条件
なのです。
そして更には、
それをどのように相手側と交渉し、両者がWin-Winに
契約締結をまとめるかについての交渉戦略を立てなければ
とても契約締結完了まではたどりつけないのです。
交渉に応じて、何度も何度も契約書案を
修正しなくてはならないのです。
海外との契約交渉ともなれば、その交渉期間が半年にもおよび
その間の契約書の修正が数十回におよぶことも普通です!
そして、通常弁護士、司法書士、行政書士と言った法律家が
業務提携契約の契約交渉には、あまり役に立たないケースが
多いのは、すでにご説明したとおりです。
単に字面だけの体裁を整えて作った契約書をそのままろくに
検討もせずに相手方に提示してしまい、相手方からクレームや
指摘を受けた時になって慌てて内容をよくチェックするような
中小企業の経営者が非常に多いのです。
これが全てのトラブルの始まりです!
担当:遠藤
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