〒135-0016 東京都江東区東陽2-4-39 新東陽ビル4階 42号室
営業時間:12:00~21:00
定休日:土日祝祭日
ここでは源泉税についてご説明します。
源泉税については、今までご説明してきたポイントと違い、特に事前に何か検討して
準備する、ということはありません。
ですが、知識としてきちんと理解しておかないと大変なことになります!!
ライセンス料に係る源泉税について「初めて聞いた」という方のために
簡単に仕組みをご説明します。
例えばライセンス料が100、源泉税率が20%だとします。
その際、ライセンシーがライセンス料100から源泉税額20を控除して80を
ライセンサーに支払い、(ライセンサーのために)源泉税額20を税務署に
納付するのが基本です。
あくまでも事務手続き上、納付行為をライセンシーがやっているだけで、
金銭的負担という意味ではライセンサーがすべきものです。
ライセンス料というライセンサーが受け取る収入にかかる税金な訳ですから。
丁度、会社が従業員の給料から一定額を毎月源泉徴収し、残りを支給するの
に似ていますよね。
そして、ライセンサーとしては年度末に確定申告して、源泉された源泉税額と
自社の法人税との調整をする、という仕組みになっています。
ここからが問題です!
ライセンサーの中には、源泉税額20を控除されると手取りが減り、資金繰りが
厳しくなるので満額100をもらいたがる企業がいます!
そこで、契約交渉の中でライセンス料の金額交渉が終わった後に、
「源泉税はライセンシー側が負担すべきだ!」などと言ってくる輩がいます。
これを上記の数字を使って当てはめると、あたかもライセンス料が125発生した
ものとして、源泉税率20%を控除し残りの100をライセンサーに支払うことに
なります。
そして25(=125の源泉税率20%)をライセンシーが税務署に納付する、
というからくりです。
これはおかしいですよね!!!
ライセンス料の金額交渉では100ということに合意したのに、いつのまにか
125になってしまったのと同じことです。
上記のような結果にならないためには。。。
*******************************************
★源泉税の趣旨についてきちんと理解しておくこと
★ライセンス料の金額は死守すること
*******************************************
が必要になります。
繰り返しになりますが、源泉税の問題は非常に大きなインパクトがありますので、
慎重に交渉するようにしましょう!
何か少しでも不明点があれば、税金に詳しい人に確認しましょう。
ちなみに日本国内では著作権等のライセンス料に係る源泉税の
税率は100万円までは10%、100万円を超える部分については
20%の税率のようです。
担当:遠藤
「他社の技術やノウハウを使って新製品の開発をしたい」「自社の製品を他社に売ってもらいたい」などのライセンスの契約、代理店契約、業務委託契約についてのお悩みは、業務提携契約ドットコムに任せください。
特許/ノウハウ、キャラクターのラインセンス契約、販売店/代理店契約から、フランチャイズ契約やOEM契約、業務委託契約のご相談まで、業務提携契約の経験豊富な私達が、親切丁寧にサポートいたします。
対応エリア | 全国/全世界対応致します! |
---|
あなたのお話をじっくりと聞かせて頂きたいのです!
契約交渉の最後までお付き合いしたいのです!
だから、
契約書作成前の
電話/メールのご相談は
無制限で無料!
契約書作成後の修正も1年間は無制限で、追加料金なし!
お電話でのお問合せ
<受付時間>
9:00~21:00
※土日祝祭日は除く
◆無料レポートその1◆ トラブル0!損失0! 秘密保持契約で スピーディーに 業務提携をスタートする 13のステップ 〜業務提携への第一歩〜
◆無料レポートその2◆ 『成果報酬型ビジネス』で トラブルにならないための 6つのポイント 〜固定額から成果報酬額へ の第一歩〜
事務所紹介
業務提携契約入門
当事務所の特徴
サービスのご案内・費用
姉妹サイト