以前、遠藤がまだサラリーマンをして
いた時のことです。
一応管理職だったもので
部下が8人ほどいました。
8人のうちの一人に係長のA君がいました。
ある時、A君に頼んであった案件が期限を
過ぎても結果の報告がなかったので、
A君を呼んで聞いてみました。
遠藤:「あの案件は先方と話はついたのかい?
期限は確か昨日だったと思うけど。。」
A君:「あーそれなら先方から返事がないので
メールしておきましたけど。。。」
遠藤:「このバカたれが!!!!!」
「なんだ?『メールしておきましたけど』って?」
「期限は昨日だったろうが!!!」
「返事がなかったら電話するなり訪問するなりしたのか?」
A君:「。。。。。してません」
遠藤:「このバカたれが!!!!!!!!(2回目^^;)」
遠藤の器が小さいのは今に始まったことではありません(苦笑)
他の部下が全員いる前で大声で罵倒して
しまったのは失敗でした。
でも、
遠藤の欲しい結果が、「メールをしておいたこと」
ではないくらい、分かっていて欲しかったです^^;
ちなみに会社勤めをやめた今でもこの、
「メールしておきましたけど。。。」
という言い訳をする人に結構出会うのには
本当に驚きますが^^;
この、
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本当に欲しい最終結果にフォーカスする
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というごくごく当たり前の事が
業務提携契約交渉においても重要です。
そして多くの人ができていません。
例えば、
「契約書を送っておきましたから。。。^^」
みたいな感じです。
「契約書案を作成して送ること」は
本当に欲しい結果ではありません。
「契約締結すること」
が本当に欲しい最終結果ですよね?
つまり契約書案を作るのはほんのスタート
でしかありません。
そこからが本当の勝負なのです。
いかに小難しい契約書の案を相手にわかり易く
伝え、かつ相手の主張をできるだけ聞きだして
合意にまで到達するか?の方が遥かにエネルギー
がいるのです。
「契約締結すること」
が本当に欲しい最終結果であるときちんと
認識していれば契約書を送ってハイ終わり!
ではなく、例えば話し言葉で書かれたわかりやすい
契約交渉資料(以下、参照)を作って相手に説明する
時間を取ってもらうみたいな発想に自然になります。
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.master-license.com/_p/acre/25772/documents/A5E9A5A4A5BBA5F3A5B9B7C0CCF3B8F2BEC4A4CEA5DDA5A4A5F3A5C8.pdf
なんかみなさん
「契約書」に本当に囚われすぎです(汗)
あなたもぜひ契約交渉に臨むときは
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本当に欲しい最終結果にフォーカスする
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ことを忘れずに、くれぐれも誰かに
「このバカたれが!!」と怒られない
ようにしてくださいね。
またメールしますね。
遠藤祐二