以前、遠藤はとある養成塾に通っていたのですが、
その時に出された課題で、
面談やZOOMなどのスタイルで
コーチングの練習をしてくる!
というのがありました。
塾生同志で最低3名と「コーチ/クライアント」
の立場で順番に入れ替わりながらコーチングを
しなければならないという形です。
各人のコーチングのスタイルを見ていると
その人の個性が出ていておもしろかったです^^
この養成塾の塾生は税理士を始めとした「士業」が
8割以上いたのですが、コーチ役になると遠藤も含め
“ある”失敗をする人が結構います。
それは、
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ついついアドバイスをしてしまうこと!
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です。
コーチはクライアントに質問をすることに徹し、
問題の解決策はあくまでもクライアント自身で
気付いてもらわなければならないのですが、
「何か明確な成果を提供しなければならない!」
という士業の職業病のような物がついつい出ます^^;
一方、クライアント役になるとよくわかりますが、
コーチのアドバイスなんか聞いても嬉しくも
何ともありません(笑)
それよりも自分が好き勝手に言ったことを
コーチ役に今一度整理してもらい、そこから
新たな気付きを「自分で」得ることで最も満足度が
高くなります。
このように、
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相手の言う事を整理してあげる!
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だけで相手が満足感を得られるのは
業務提携の契約交渉でも同じです。
「ええっ?条件交渉の場なのになんで?」
とあなたは思われるかもしれませんが
本当にそうです。
特に交渉の序盤では、
「そもそも何が双方にとっての条件交渉のポイントなのか?」
が情報が多すぎてボヤけている場合がとても多いのです。
そこでまず最初は、
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相手の言う事を整理してあげる!
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ことができると相手は満足しますし、
あなたに対する信頼度も格段にアップします。
まさにコーチ役を演じるのです。
なお整理の際にはぜひ、
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ホワイトボードにポンチ絵を描く!!
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スタイルが最強です。
これをするだけでその場の雰囲気が「ガラっ!」
と変わり、双方が合意に向けて動き出す光景を
遠藤は今までに数え切れないほど見てきました。
ぜひあなたも業務提携の交渉に臨む際には
優れたコーチ役を演じてみてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二