もう、かれこれ12年前のことです。
遠藤はマラソンレースに出るためにトレーニングを
していたのですが、突然「ズキッ!」と心臓に鋭い痛みが
走り、その場で動けなくなりました^^;
その後慌てて大学病院で診察してもらったところ、
「狭心症ですね。」
と言われそのまま手術しました。
その時に遠藤の命を救ってくれたのが
この会社が開発したIABPバルーンカテーテルです。
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.tokaimedpro.co.jp/
このカテーテルには実は誕生秘話があります。
社長の筒井さんの次女の佳美さんは、先天性の
心臓疾患でした。
なんとしてでも助けたいと全国の有名病院をまわるも、
9歳の時に、
「現代の医学では手術は不可能で余命10年です」
との最終診断を宣告されてしまいます。
筒井さんは絶望し、
「せめて他の心臓病で苦しむ人達の助けになれば。。。」
と娘の心臓手術のために貯めていた費用の
2,500万円を心臓病の研究機関に寄付しようと
しますが、ある医師から、
「寄付も良いですが、そのお金で人工心臓の開発に挑戦してみては?」
と勧められ、全くのド素人だった筒井さんはそれから
佳美さんの命を救いたい一心で何年もの歳月を費やして
動物実験するところまでこぎつけます。
でも人間に使用するにはそれまでの10倍以上の資金と人材が
必要とわかり、涙ながらに開発を断念せざるを得ませんでした。
ところがです。
その当時、筒井さんは医療関係者から当時使われていた
バルーンカテーテルの医療事故の話をよく耳にしていました。
当時のバルーンカテーテルはアメリカ製の製品しかなく
日本人にはサイズが合わないため合併症をよくおこす問題が
ありました。
またカテーテルが硬くて目的の位置までいけずに治療できなかったり、
バルーン部分が使用中に破れてしまうなどの事故もあったりしました。
その当時、バルーンカテーテルは開発に高度な技術を要し、
日本の技術では開発/生産が無理と言われていました。
でも筒井さんには人工心臓開発で培ったノウハウが
ありました!
人工心臓の設計技術はバルーンカテーテルの
設計技術に応用できる部分がかなりあったのです。
その後筒井さんは、気の遠くなるような失敗と努力を重ねて
ついに国産初のIABPバルーンカテーテルの開発に成功し、
平成元年の冬に世に出しました。
残念ながら筒井さんがIABPバルーンカテーテルの開発に
成功したときにはすでに佳美さんは心臓疾患は合併症を
併発していて、彼女のために使うことはできませんでした。
そして彼女は平成3年12月に亡くなりました。
でも彼女は生前、
「これでまた一人の命を救うことができたね。。。」
とIABPバルーンカテーテルが売れるたびに
自分のことのように喜んだそうです。
それ以降、
「娘に使用しても安全な医療機器、カテーテルの開発を!」
という強い思いは「娘のため」から「患者さんのため」に
変わり、筒井さんが開発したIABPバルーンカテーテルは
日本全国の病院に普及していき、17万人以上の患者の命を
救いました。
遠藤もその一人です。
本当に言葉にできないほどありがたいm(__)m
もし、あなたがこの感動ストーリーを
ご覧になりたければハンカチを用意してご覧くださいね^^
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=ANGned7DrAA
このように、
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自分の本当の原動力に従って行動する人は無敵!
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なのは業務提携の契約交渉に臨む経営者も同じです。
遠藤はその昔あるセミナーで、
「才能とは過去に自分に起きた衝撃的な出来事で感じた感情に
基づいて行動し続けた結果、得られた能力である。」
ということを習ったことがありますが、
本当にそのとおりです。
過去に自分に起きた衝撃的な出来事が良いことなのか
悪いことなのかわかりませんが、その原動力はハンパ
ないのです。
自分は何者で何のためにこの契約交渉に臨むかが
明確になっています。
優れた経営者は皆、それに従って契約交渉を進めますので
そのオーラは半端なく、相手もついつい引き込まれるように
合意してしまいます。
一方で、
「これは良い金儲け話になりそうだ。」
とか、
「ここと組んでおけば当分うちは安泰だろ?」
みたいな薄っぺらい理由だけで契約交渉に臨む
経営者の多くは交渉が途中で頓挫してしまいます。
そんな軽いものではないのですよ^^;
あなたも業務提携の契約交渉に臨む前にぜひ、
「自分を心の底から突き動かす原動力は何だろう?」
と確認してみることをお勧めしますよ^^
またメールしますね。
遠藤祐二