よくセミナー中に講師が、
「何か質問はないですか?」
と参加者に質問を促すと誰も質問しない
ことがあります。
でも講師がそれにひるまず誰か一人を当てると
大抵その人は質問します。
そして最初の1人が質問すると、
何故かその後にバラバラと手が挙がって
質問が続くということが起こります。
ちなみに遠藤のお仕事でも
契約書作成のために遠藤は何度も何度も
「何か疑問点等ございましたらどうぞ
遠慮なくご連絡くださいませ~^^」
とメールを送っても、
「いえ大丈夫です。」
と言う方がいます。
でもそういう人に限って契約書案ができた途端に、
「スミマセン、ここんとこ●●を××に直してもらえますか?」
「こういう条文を入れてもらえますか?」
「ここはちょっと要らないと思うんですけど。。。」
とバラバラと言ってくるお客様がいます。
「あんたそれ最初に言ってたことと全然違うやん?」
と思わずツッコミを入れたくなるほど
全然違ったことを言ってくる方もいます(笑)
上記のセミナー中の質問と、
契約書の修正要望の様子を見ていて
わかることがあります。
それは人は、
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何かの考えが湧いてくるまでに
時間がかかることが多い!!!
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ということのようです。
特に初めて経験することについては
その傾向が強いと思います。
セミナー中の質問も
契約書案に対する修正要望も
普段はそんなことを考えたことも
ないのですから当然です。
だからある程度事前の
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脳の慣らし運転
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をしておくことがとても重要になるのです。
そしてこれは業務提携の契約交渉でも
全く同じです。
「脳の慣らし運転」を事前にしていかなかったら
それこそ何も発言できずに、石像のように固まったまま
になります^^;
遠藤は今までそういう経営者は何人も見てきました。
そういう人に限って交渉が終わった後に帰り道で、
「う~ん、あそこは俺はこう思うんだよね~」
「あそこのポイントはちょっと●●の方が良いな!ウン!」
などと饒舌に色々と話し始めます(笑)
これって他の人が質問するとバラバラ質問する参加者や
契約書が出来上がってからバラバラと好き勝手なことを
言い出す、お客様ととても良く似ています。
「そう思うんなら交渉中に口に出して言ってくださいよ。。。^^;」
と遠藤はいつもツッコミ役です。
だからですね。
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ある程度事前に「脳の慣らし運転」
をしておくこと
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が必須です。
具体的にはできるだけ他部署の多くの人たちと
「今度業務提携の交渉に行くんだけど
ちょっとこれで良いか意見をくれない?」
とブレーンストーミングをしておくのです。
できるならいつも批評/批判ばかりしている人達と
ならなお良いです^^
そのような人達の批評/批判に対してきちんと
説明ができるようでしたら、契約交渉の本番でも
大丈夫です。
準備が全てを決めるのです。
ぜひあなたも騙されたと思って
やってみてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二