今、以前もご紹介したこの本の
3回目を読み直しています。
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年収1億円になる人の習慣
https://books.rakuten.co.jp/rb/15555123/
自分にピッタリな本には中々出合う事は
難しいですが、これは本当に久々のヒットで
何度読んでも新しい気づきがあります。
この本の著者の山下さんは70店舗の美容室を
展開するFCオーナーですが、
「絶対譲ってはいけない1さえ守ってもらえば
残りの9には目をつぶる」
という習慣を持っています。
FCオーナーになったばかりの頃は、
×スタッフの挨拶
×スタッフの身だしなみ
×スタッフの技術
とも全て不満がありましたが「それら9」に
ついては「グッ!」と歯を食いしばって
何も文句を言わなかったそうです。
その代り、
「絶対譲れない1=チラシ配り」
だけはスタッフに徹底してやらさせた
そうです。
その結果、
客数が伸びる
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スタッフがカットする回数が増える
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技術が磨かれる
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「あの店は腕が良い」と評判になり更に客数が増える
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挨拶の回数が増えて笑顔を覚える
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接客の回数が増える
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身だしなみを意識するようになる
ということが起きたそうです。
結果的に、
「我慢して注意しなかった9の部分も改善された」
のだそうですね。
このように、
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9割譲っても絶対譲れない1割だけはとれば十分
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なのは業務提携の契約交渉でも同じです。
所詮、自社に100%有利な契約締結など
しようとする方がおかしいのです^^;
しかし多くの大企業が特に力の弱い下請的立場の
相手に対して100%有利な契約をしようとします。
そしてサポートする弁護士等の先生方がそれを
助長するという困った現象が世の中に蔓延して
います。
もちろんそんな条件で契約締結しても相手がもたず
長続きしません。
何とか変えたいものですね^^
そして大事なポイントがもう一つ。
「絶対譲れない1割とは?」
が本当に絞り込まれていない経営者も多いです。
当然ですが、この「絶対譲れない1割」は
「譲ってもよい9割」も合わせて詳細に検討した上で
初めて浮かび上がってくるものです。
面倒くさがってその作業を怠る経営者が多いのですよ^^;
あなたも業務提携の契約交渉に臨むときには、
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◆STEP1
想定できる全てのポイントを並びだして検討する
◆STEP2
その中から譲ってもよい9割をそぎ落とし、
絶対に譲れない1割を抽出する
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という作業を事前にしておくようにしてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二