飽きもせずに
毎日のようにこのメルマガでは、
「契約交渉」や「契約書」
についてお伝えしていますが、
あなたは契約交渉をしてその結果を
契約書にまとめることの意味について
考えたことがありますか?
恐らく、
「トラブル防止のためでしょ?」
とか、
「裁判になった時の証拠作りでしょ?」
などと回答されると思います。
確かにそれもあると思います。
でも実を言うと、
いくら契約交渉をして契約書を作ったところで
業務提携においてトラブルは必ずと言っていいほど
発生します(苦笑)
いくら契約書があったところで
それだけで裁判に100%勝てるとは限りません(苦笑)
業務提携とはそんな単純なものではないですし、
未来のことは誰にもわからないのですよ。
では契約交渉をしてその結果を契約書にまとめることの
真の目的とは?
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今後何かの問題が起きても
話し合いで解決できる信頼関係の構築
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ではないかと思うのです。
あなたが一度でも契約交渉に参加された
ことがあればおわかりかと思いますが、本当に
真剣勝負です。
時には互いに罵倒し合うことすらあります。
互いに相手の良い所、悪い所をかなりの部分まで
さらけ出さないと、とても契約締結にたどり着くこと
なんて無理です。
だからですよ。
あなたがそんな激しいやり取りを乗り越えて
見事契約締結まで辿り着いたのであれば、今後大抵の
ことは、話し合いで解決できると思いませんか?
多少の食い違いやトラブルなどは協議して解決策を
見出せるような関係性が相手とできていると思いませんか?
ところが一方で、
「契約書なんて所詮、紙でしょ?^^」
などとロクに契約交渉もせずにネットからダウンロードした
契約書でチャッチャと契約してしまったらどうでしょうか?
そして取引開始して1年ぐらい経って
何かのトラブルが発生する。
その時にあなたは相手と話し合いでその
トラブルを解決できる関係性は構築できているでしょうか?
「ヤベ!弁護士の先生にお願いしなきゃ!^^;」
などど、相手とのトラブル解決の話し合いができないあまり、
安易な道に走ってしまうのではないでしょうか?
以前に何度か書きましたが
裁判なんかになったらその時点で「負け確定!」です^^;
たとえ勝訴したところでそれにかけた時間と労力と費用を
考えれば完全に損です。
どうせ交渉相手と激しいやり取りをするのであれば
契約交渉の場でやってしまった方が、長い目で見れば
断然、費用対効果が良いとも言えるでしょう。
あなたも業務提携の契約交渉に臨む際には、
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今後何かの問題が起きても
話し合いで解決できる信頼関係の構築の
またとない機会
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と、とらえて乗り越えていただけると嬉しいです^^
また、メールしますね^^
遠藤祐二