「とりあえず」と言う言葉があります。
遠藤はこの言葉が大好きです^^
何か新しいことにチャレンジするときに
この言葉を言うとハードルが「ググッ!」っと
下がってお気楽に始められるような気がします。
「ま~失敗しても良いからとりあえず
試験的にやってみっか^^」
みたいな感じです。
チームでメンバーに新しいことを提案する
ときもそうです。
「とりあえずやってみない?ダメだったら
元に戻せばいいんだし。。。」
という言い方をすると大抵皆さん協力してくれます。
遠藤は本来、臆病で完璧主義なのでなかなか新しい事を
すぐに始められません^^;
だから「自分および仲間」で何かに挑戦するときはこの
「かる~い感じ」が良いみたいです。
ところがですよ。
世の中にはこの「とりあえず」という言葉を
他人との約束事にまで安易に使う輩がいます^^;
先日の日経新聞に、大人数の宴会の予約を入れながら
当日ドタキャンする客が後を絶たないので、
お店から訴えられるケースが増えているという記事が
ありました。
「もう~どんどんそんな奴らは訴えちゃってくれい!^^」
と遠藤は個人的に思っています^^
飲食店予約サービスを提供している、
テーブルチェックという会社が、
宴会をドタキャンした経験がある
客にその理由の調査をしたところ・・・
×とりあえず場所を確保するために予約(34%)
×人気店なので取りあえず予約した(32%)
という結果が出ました。
予約手段はグルメサイトの利用が51%と
最も多く、ネットを使って「とりあえず」
無計画に予約する傾向があることがわかった
そうです。
人との約束事(=契約)までお気軽にやられてしまい、
後になって、反故にされたら相手としてはたまらん
ですよね^^;
このように、
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「とりあえず」という言葉には功罪がある!
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のは業務提携の関係でも同じです。
まだ互いに権利/義務が発生せずに、
テストの意味でとりあえず色々と試して
どのような業務提携の形が良いかを探っている
段階ではとても良いのです。
ここを最初からきっちりと役割分担して
ガチガチに責任の範囲を定めるようだと
尻込みして自由にテストすることができません。
一方でテスト期間が終了し、本格的に業務提携する
段階では、「とりあえず」なんて言葉はNGです。
きっと業務提携のための契約も締結している
ことでしょう。
「とりあえずやってみたけどダメだったから
オレ一抜けた!」
なんてことは許されません。
きちんと契約で定められた期間は自分の責任を
全うしないといっぺんで信頼を失いますし
トラブルになって訴えられかねません^^;
あなたも業務提携に臨むときには
ステージに応じて「とりあえず」の使用の可否を
きちんと判断するようにしてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二