先日の日経新聞の特集記事、「熱視線」で
遠藤の一押しの女子プロゴルファー、
小祝さくらちゃんが3日に渡って特集されて
いました^^
あなたが知らないかもしれないので
一応基本的な彼女のデータですが。
・2019年に初勝利をあげてから通算11勝
・先日もアースモンダミンカップで優勝して5,400万円ゲット!
・現時点での生涯獲得賞金6億5千万円超
・渋野選手、畑岡選手と同じ黄金世代
と言った若干26歳にしてすでにものすごい
偉業を達成している選手です。
彼女を表現するのにもっとも適している表現は、
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淡々とマイペース
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で、これは何も遠藤に限らず多くの人が
そう感じています。
例えばグリーン上で優勝がかかった大一番という
ロングパットを入れてもガッツポーズをすることも
なければ、短いパットを外して天を仰ぐこともなし。
毎回、帽子のツバに軽く触れてギャラリーの
声援に応え、何事もなかったかのように次のホールに
向かう。
他の有力選手は当然のように
世界最高峰の米ツアーレギュラー選手になることを
目指します。
でも彼女はたまに参加した全米女子オープンで
9位に入る実力があっても
「やっぱり食事が合わないですね。」
「この間の米国でもやっぱり日本食は最高だな、と
思いました^^」
と言って全く見向きもしません。
とにかく自分のペースは絶対に崩さず
ツアー初参戦の2018年から22年の全米女子オープンに
出場するまで、国内142試合連続出場と言う
記録まで持っています。
まさに「鉄人」です。
鉄人なのに普段の彼女は全くそれっぽくなく
「ポヤッ」としているのがまた良いのです^^
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=-AoGh7ppXzc
このように、
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すごいことを淡々と行う
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ということは誰もができることでは
ないですが、これを目指すべきなのは
業務提携の契約交渉でも全く同じです。
遠藤が過去に参加してきた契約交渉において
ほとんどの交渉者がその途中で、
「ブチ切れ!」
ていました(苦笑)
特に海外企業の相手側交渉者はとにかく
×約束は破る
×前言撤回する
×交渉をドタキャンする
等々、
こちらがブチ切れることを次から次へと
やらかしてくれます。
ひょっとしたらわざとやっているのでは?^^;
と思うほどです。
でも遠藤が見てきた中で、
交渉の途中でブチ切れてその後の交渉がうまく
行ったのを見たことがありません。
やはり小祝さくらちゃんのように淡々と
交渉を最後まで続けられた交渉者だけが
契約締結というゴールまでたどり着くことが
できるのです。
では、
「何があっても淡々と交渉を続けるためにはどうしたら?」
とあなたは思いますよね?
色々とあると思いますが
まず第一はあなたのマインドセット。
一言で言うと、遠い未来を見るのです。
交渉でブチ切れそうになったときに、
「この相手と20年業務提携することがすでに
運命で決まっているとしたら、今自分はどうする?」
などと質問してみるのをお勧めします。
そして第二に交渉のスタイルを切り替える。
面と向かっての交渉でブチ切れそうになったら
そこですぐにその場を退散するのです。
そして自分の会社に戻って冷静な気持ちになったら
メール等で淡々と交渉を再開してみてください。
ちなみにこれ、逆のパターンもあります。
メール等での交渉でブチ切れそうになったら
すぐにそこで中断し、面と向かってまたはZOOMでの
交渉に切り替えてみてください。
とにかくブチ切れる状況を一刻も早く回避することです。
あなたが契約交渉に臨む際に
参考にしてもらえれば嬉しいです^^
またメールしますね。
遠藤祐二