昔、遠藤が新入社員の頃、
電話料金の回収の仕事をしていたのですが、
毎日お客様に怒られるのが仕事の一部のように
なっていました^^;
月に2回、土日に出勤して電話料金未納
のお客様に対してかたっぱなしから電話
督促をするのです。
そりゃ~お客様だって休みの日に督促の
電話なんて受けたら不機嫌になろうと
言うものです(苦笑)
で、中にはずーーーーっと文句を
言い続けるお客様がいました。
もう電話料金のことなど関係なしです^^;
「お前は丁寧な口調で話しているが
腹の中では俺のことを笑っているの
ではないか????えっ?」
「お前は大企業の中で守られていて
毎日苦労している俺の気持ちなど
わからないだろー???!!!」
みたいな感じです^^;
もうこのような人はネタは何でも
良いのです。
とにかく文句が言えるハケ口が見つかれば
誰でも良いのです。
このように他人に悪態をついてばかり
いる人は、心理学の世界では、
「自己重要感が強い人」
と言われているようです。
自己重要感とは簡単に言うと
他人から「すごい!」「さすが!」
と言われたい感情のことで誰もが
持っているとても大事な感情です。
このように悪口ばかり言っている
人はそれが満たされていないのです。
だから周りに悪態をついておとしめる
ことで相対的に自分を上げようと無意識
に思っているのです。
あなたの周りにも一人や二人いるのでは?
遠藤も最初は、
「電話料金も払わない奴が何言ってんだー!(怒)」
という感じでしたが、何回電話しても長々と
関係ない話題で文句を言われるだけで一向に
支払ってくれないのでそのうち、
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直接訪問して回収する!
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ことにしました。
これ、なかなか良かったです^^
遠藤がわざわざ時間をかけて会いにきた
というだけで自己重要感が満たされた
ようです。
また、実際会ってみると意外と良い人
であることがわかってきました。
それ以降は毎月訪問して直接回収する
ことになり、文句を言われることも
なくなりました^^
これを電話でやっていたらいつまで
たってもこうはならなかったでしょう。
どのみち、他にも通話停止しても支払いを
しない人など、たくさんの訪問先がありましたので
ついでにこのお客様宅に訪問するのは全く問題なし
でした。
このように
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口うるさい相手には、その自己重要感を
満たしてあげる。
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というアプローチがとても有効です。
間違っても理詰めで説得しようとしては
いけません。
これ、業務提携契約の交渉でもまったく
同じです。
特に男性の年配経営者に自己重要感が満たされて
いないタイプが多いようです。
なので「とにかくまずはそれを満たしてあげる。」
というアプローチをすると、意外に簡単にこちらの
条件を飲んでくれることが多いのです。
この話をすると、
「遠藤さん、それじゃ自分の自己重要感が
ズタズタになってしまうのでは?」
と聞かれることがありますがそんな事は
ありません。
相手を理詰めでやり込めることで得られる
自己重要感なんて、目標が達成する事で
得られる自己重要感に比べれば本当に
小さいです。
この感覚はとにかく数をこなしていると
本当に実感として身についてきます。
なので、あなたも口うるさい相手
との交渉に臨むときにはぜひ、
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自己重要感を満たしてあげる。
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というアプローチを試して
みてくださいね。
下記のセミナーでは、上記の他にも
業務提携契約交渉に必須の、
「契約コミュニケーションスキル」について
かなり時間をとってご説明します。
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契約締結実現!マスター養成講座(第4期)
プレセミナー/説明会(ZOOM開催)
◆契約交渉のニーズがある経営者向けご案内
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https://peraichi.com/landing_pages/view/ofy29
◆契約サポートをしたい士業/コンサルタント向けご案内
↓ ↓ ↓ ↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/b3x9t
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このメルマガでも何度も書いていますが、
どんなに立派な契約書を用意してもその内容を
上手に交渉相手に説明することができない経営者が
本当に多いと思います。
契約交渉におけるコミュニケーションは
普段の会話や会議とはちょっと違ってくるので
それ専用のやり方というものがあるのですよ。
これ、知っていればそんなに難しいものでは
ありませんが、知らないと大損します。
逆に知っていれば、それだけであなたの
業務提携のスピードを格段に早めることができ、
競合他社と差別化することができます。
もしご興味があれば
ぜひ遊びにきてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二