業務提携契約ガイドランナー 遠藤です。
以前、遠藤はNTTにお勤めしていたのですが
経済産業省のICカード開発に係るプロジェクトで
官僚と言われる人達と少しだけ仕事をご一緒
させて頂いたことがあります。
この官僚ズ、頭の良さがハンパなかったです^^;
特に数字の分析には絶対の自信をもっており
あれよあれよと言う間にグラフやら表やらの
プレゼン資料を作り上げてしまいます。
また彼らのプレゼンも本当に滑らかな語り口
で全くケチのつけようがない完璧なものでした。
でも、何か今ひとつ足りないのです。
「何が足りないのか?」
「何で彼らの完璧なプレゼンが、
聞いていてそれが本当に実現するように
思えないのか?」
と、遠藤はその当時いつも考えていたのですが、
今はわかります。
それはですね。
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「こうしよう!」という彼ら自身の
意思が全く感じられないこと!
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です。
確かに官僚ズの話は、数字やデータの
分析結果が綺麗に纏まっていました。
でも彼らからは、
「このプロジェクトは俺達が絶対に実現させる!」
という意思や想いのようなものは微塵も感じられませんでした。
ぶっちゃけ、
「私達が完璧なビジネスプランを立てたから
後はあなたたち下々の者達でよろしく!」
みたいに聞こえました^^;
数字はあくまでも過去の事実を客観的に
表す道具であり、そこから導かれる
結論は、「こうなるであろう?」という
仮説にしか過ぎません。
それだけでは聞き手は絶対に動きません。
聞き手に刺さるようにするためには
「“私が”絶対に実現させる!!!」
という極めて主体的な自分の意思を伝えな
ければならないのです。
べつの言い方をすると、“自分の言葉”
で聞き手に訴えなければ決して伝わらない
ということです。
この、
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自分の意思で、自分の言葉で相手に伝える!
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ということは、業務提携契約の交渉にあたる
多くの交渉担当者が直面する壁でもあります。
特に、弁護士、司法書士、行政書士と言った
法律家のアドバイスを踏まえて相手と交渉する
場合はそうです。
よく交渉の場で相手方に、
「弊社の『顧問弁護士』の見解によりますと・・・」
「『司法書士の先生』に契約書案を修正してもらった
のでご検討をお願い致します。」
と思わず言ってしまう交渉担当者がいます^^;
これ気持ちはすごくわかります^^
「あの弁護士先生はあーは言ったけど
難しいなー、わかりにくいなー相手に
うまく伝えられる自信がないなー」
とあなたなら思ってしまいますよね。
できるなら法律家に一緒に同席してもらって
自分の代わりに話してもらいたい!とまで
思ってしまいます。
実を言うと、遠藤もサラリーマン時代、
弁護士や司法書士の先生方をたくさん
使っていたのですが、全く同じように
考えていました(苦笑)
でもここで時間をとってあなたにも是非
「相手だったらどのように考えるのか?」
ということを少し考えて頂きたいのです。
特に、「実務面」の条件交渉をしている
場面を想定してください。
恐らく・・・・
「弊社の顧問弁護士って言うけどあんたは
どう思うんだ??これはあんたの会社と
うちのプロジェクトだろ??」
って思うのではないでしょうか?
たとえその弁護士や司法書士と言った人達
の構築したロジックがどんなに素晴らしいもの
であってもそうです。
あなたが、
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自分の意思で、自分の言葉で相手に伝える!
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ことをしないと伝わらないのです。
もし弁護士や司法書士と言った人たちのアドバイス
がわかりくくて自分がそれを交渉相手に伝える
自信がなければ、
「スミマセン!おっしゃって
いることが難しくてわかりません!」
とわかるまで質問すれば良いだけの話です。
そのために彼らはいるのですから、ここで変な
妥協をする必要はありません。
あなたもぜひ、業務提携契約交渉に臨む
ときには、
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自分の意思で、自分の言葉で相手に伝える!
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ということを気をつけてみてくださいね。
下記のプレセミナーでは、
法律家の先生方のアドバイスを踏まえて
自分の意思で、自分の言葉で相手に伝えるための
ノウハウと考え方をお伝えします。
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重要なことなので繰り返しますが、
「自分の意思で、自分の言葉で相手に伝える!」
ということができなければ、相手が合意する可能性は
限りなく「0」です。
そのための色々なノウハウと考え方をお伝えしますが
その中で、一つでも持ち帰っていただければ
全然今までは違う結果になると思います。
もしあなたがご興味があればぜひ遊びに
来ていただければ嬉しいです^^
またメールしますね。
遠藤祐二