さて、今日のメルマガは妙な質問のタイトルで
始まりましたが、実はこれ遠藤が、
「調光器(ちょうこうき)なんて名前を知っている人なんて
世の中にはほとんどいないはずだ!」
と、ちょっと頭にきたので確認の質問をさせて
いただいたものです。
話は1週間前に遡ります。
遠藤の住んでいる部屋の居間には
電灯が4つ、ついているのですが、
そのうちの1つの電球が切れました。
マツモトキヨシに行って、
「やはりこれからはLEDだよね。。。」
と思って今まで使っていなかったLED電球を購入。
家に帰って新しい電球をはめようとすると。。。
「パチン!」
と小さな音がして、なんと電灯が切れて
真っ暗になってしまいました^^;
それもその古い電球を取り換えようとした
1つだけでなく4つとも全部です!!^^;
以前もメルマガに書いた以下の記事の通り、
遠藤のマンションの大家さんは昨年から息子に代替わりし、
その息子が「強欲息子大家」なのであまり話したくないのです^^;
↓ ↓ ↓ ↓
https://ameblo.jp/master-license/entry-12666879481.html
しかし背に腹は代えられず翌朝になって電話すると
すぐに部屋まで来て、現場を調べていましたがこんなことを
言い始めました。
「遠藤さん、この部屋の電灯は調光器付きですよね?」
「調光器付きの電灯にはこのLED電球は使えないのですよ。」
「ほら!LED電球にも注意書きが書いてあるでしょ??」
「申し訳ないけど、修理代も遠藤さんに負担していただく
ことになると思いますので。。。。」
「へぇ???ちょーこーきー?????」です(笑)
後で知ったのですが、
「調光器(ちょうこうき)」とは明かりの照度を調節できる
スイッチの名称です。
↓ ↓ ↓ ↓
https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E8%AA%BF%E5%85%89%E5%99%A8%20%E3%81%A8%E3%81%AF&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=6937&aq=1&oq=%E8%AA%BF%E5%85%89%E5%99%A8&at=s&ai=6af3bbeb-7c72-4907-ac31-8747d4c32b09&x=nl#0e723eeaada437333caa0e515d888ec7
よくホテルとかお洒落な部屋の壁についているので
遠藤もその存在はもちろん知っていますが、
「明かりを調節するボタン」
ぐらいの認識で「調光器」なんて秘密兵器みたいな
名前は聞いたことがありませんでした^^;
遠藤はちなみに明かりなんてつけば良いと思っているので
この調光器なんて一度も使ったことがありませんでした。
ましてや、LED電球が調光器では使えないなんて
そんなマニアックな話は知る由もありません。
※最近は調光器対応のLED電球も売っているそうです。
それを、
「調光器付きの電灯にLED電球を使うなんて
まったくお粗末なことをしてくれたものだ。。。。」
みたいなことを言われたので、思わずブチ切れてしまいました。
「申し訳ないですけど、調光器なんて名前は今、初めて聞いたので
いくらLED電球にそのように書いてあってもド素人には無理ですよ!!」
「そもそもその事実を知っていたなら、大家さんとしては事前に住人に
注意事項として知らせるべきですよね????」
「そんな事前の注意事項もなく、LED電球を使っただけでこちらの過失
みたいに言われて修理代まで請求されるのは納得いきません!!!!!!」
みたいな感じです。
遠藤の剣幕に恐れをなしたのか、
強欲息子大家は、
「えっ?えっ?・・・では父と相談します。。。^^;」
と言って引き下がり、結局修理代は大家負担となったのですが、
本当に昨年に代替わりしてからというもの、イケ好かない対応が
多いのです^^;
このように、
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事実を知っているか否か?
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は裁判などでも勝訴するか否かを決める大きなポイントに
なります。
その事実を知らないでやらかしてしまった当事者は、
「善意の第三者」と呼ばれ、保護されることが多いのです。
だから、何か将来的にトラブルになりそうな注意事項があれば、
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事前に相手に知らせておくこと
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が大変重要になります。
今回の件で言えば、
「お部屋の電灯は調光器付きなので、最近流行ってきた
LED電球を使用すると壊れてしまう可能性があるので
使用しないようご注意ください」
みたいな感じです。
もちろんそんなことを言ったら住人全員から、
「はぁ??!それだったらこんな調光器なんかいらないから
LED電球を使えるようにしてよ!!」
などと色々ブツクサ言われるのは目に見えているので
きっと気の小さい強欲息子大家が言い出せなかったのは
想像に難くないですが、これをサボるとトラブルになった
ときは善意の第三者には対抗できないので損をします。
これ、もちろん業務提携の契約でも同じです。
どうも世の中の経営者の多くは、
「こんなことを契約書に書いてしまうと相手が気を悪くするのでは?」
と主張しずらいことを遠慮して何も言わない傾向にあるようです。
でもここで遠慮してしまうと後々大変な損害を被ることが
あるのでここは遠慮せずに、たとえ相手のご機嫌を損ないそうなことでも
伝えるべきことは伝えておいた方がトクです。
相手のご機嫌を損ねるか否か?はその伝え方でいくらでも
リカバリーできるものです。
あなたも業務提携の契約交渉をするときはぜひ覚えて
おいてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二