最近、下記の本を読んでいます。
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スタンフォードの自分を変える教室
ケリー・マクゴニガル
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遠藤は潜在意識とか習慣とかいうキーワードに
目がないので、その手の本を見つけるとすぐに
買ってしまいます^^;
その中に、アメリカのケンタッキー大学の
心理学者スーザン氏による、「意志力を高める方法」
について書かれていました。
もしあなたが
×禁煙ができない
×お酒がやめられない
×食べ過ぎてしまう
×だらだらとネットサーフィン
などの「やめたいけどやめられないこと」
がある場合はこの方法を試してみるのが良いのだとか。。
それは、
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呼吸のペースを1分間に6回ぐらいまでに
抑えること。
だそうです。
これだとひと呼吸10秒ぐらいかけるように
しないとダメなのでかなりゆっくりな呼吸に
なります。
そして大抵の人は息を吐くのを遅くするほうが
簡単なので、息をゆっくりと吐き切ることに
集中すればやりやすいようです。
この呼吸法を毎日10分でも意識して続ければ
ストレスに強くなり、意志力を高めることが
できるのだとか。
逆の言い方をすると、意志の弱い人は呼吸を浅く
せわしなくしている人が多いことが研究で
わかっているようです。
この、
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あえてゆっくりとしてみる部分をつくる
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と言うのは身の回りのありとあらゆることに
当てはまると思います。
・ゴルフのスイング
・プレゼンテーション
・通勤
・人間関係作り
などなどあげれば切りがありません。
そしてこれは業務提携の契約交渉も同じです。
今まで受けてきた学校教育や会社上司の指導
のせいだと思うのですが、私たちはとにかく
「早いこと=良いこと」
という考え方が潜在意識に刷り込まれている
ように思います。
遠藤はそれ自体は否定しませんが、いたずらに
早くすることばかりに意識が行ってしまって
結局中身のない結果につながっていることの
方が圧倒的に多いと思っています。
「この契約交渉を早くまとめなきゃ!」
といつの間にか契約をまとめること自体が
目的になってしまい、自社にとって不利な
条件を次から次へと飲んでしまう経営者が
多いのには本当に驚かされます。
無理に急いでおかしな条件で契約締結しても
そんな契約が長く続けられる訳がないのです。
多くの場合、どちらかの当事者が耐えられなく
なって、途中で契約解除になってしまいます。
よって契約交渉においては、
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あえてゆっくりとしてみる部分をつくる
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ということが必須です。
そうすることで今まで急いでいて見落としていた
ポイントや、本当にこの契約交渉で得たい結果を
改めて思い起こすことができるのです。
あなたも契約交渉に臨むときにはぜひ
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あえてゆっくりとしてみる部分をつくる
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ということを意識してみてくださいね。
またメールしますね。
遠藤祐二