業務委託契約とは、
社内で行えない業務を、外部の会社や個人に委託する契約を言います。
業務委託により、社内にその業務を行える人員がいない場合でも、
新たなビジネスを展開することができるため、人件費の削減、
新規事業の立ち上げコストの削減等を効率的に行いながらビジネスを
成長・発展するための非常に有効な手段です。
遠藤も過去、1000件以上の業務提携契約サポートに携わって来ましたが
業務委託契約の数が一番多かったです。
よくお客様に、「請負契約ではないのですか?」と聞かれますが、それも
正しいです。
請負契約は、民法第632条により、「当事者の一方がある仕事を完成
することを約し、相手方がその仕事の結果に対して報酬を支払うもの」
と規定されており、例えばビルを建築するとか、絵を描くとか、何か物事
を完成させる意味で良く使われます。
実際の契約では、単なる業務委託と請負の2つの要素が入っているケース
が多いので、あまり業務委託と請負について厳密に気にする必要はない
です。