委託者がコンサルティングを委託する際のビジネスの
ステージは、新規ビジネス、新市場等の調査・検討の段階
であることが多く、できれば競業他社にリードしたいケースが
ほとんどです。
よって依頼者としては、受託者に秘密保持義務を課すのは
もちろんのこと、同種の業務については他社から請け負わない
ようにしてもらいたいと考えます。
一方、受託者としてみればこのような条件はなかなか受け入れ難い
ものです。万が一受け入れるとしても、上記の「他社」をリストUPして
「このリストにある会社からは同種の業務について受けない」という
ように限定するよう交渉することが必要になります。