条件が先か?合意が先か?
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
これはよく遠藤のクライアントから聞く話です。
「いや〜実は弊社にも顧問弁護士の先生はいることは
いるのですよ。」
「でも、相談に行くといつも、実務上それほと経営に
実害はないと思える契約書の細部やロジック構成に
拘って面倒なんです^^;」
「挙句の果てには私達クライアントそっちのけで相手と
延々と法律論や契約書の文言の表現の争いを始めてしまうので
本当に困ったもんです。」
「こちらとしては相手と早く合意することを目的にして
欲しいのですが。」
「正直、弊社に実益のない法律論や用語の整理などして
もらうために 高い顧問料を払っている訳ではないんですけどね。。。」
これは確かにおっしゃる通りで、まずは「合意を目指すために
どうすれば良いかを考える。」という姿勢はとても大事です。
一方でこんなクライアントもいます。
「とにかくどんな条件でも良いので相手と契約することを
最優先にしたいのです^^;」
みたいな感じです。
っていうかこのタイプの経営者の方がまだまだ多いかも
しれません。
日本人は、合意することこそが目的であって交渉決裂は
それだけで失態という発想が強いと思います。
だから、締結する前から「こりゃダメだな。。」と半分
諦めている条件が書かれた契約書を取り交わすことが
多いのです。
これこそが、海外との契約交渉で日本人の経営者が
ことごとく失敗する大きな要因かと思います。
最近は海外の企業も日本人のことをよく研究しているので
このような日本人気質は最初から見抜かれている気すらします。
だからですね。
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交渉決裂も立派な選択肢である!
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というマインドセットを持っていることが
業務提携の契約交渉には必須です。
特に私達日本人は強く強く自分に言い聞かせる
ことが必要です。
そしてそのようなマインドセットになるために
役立つのが、
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できるだけ複数の相手と交渉を進める!
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という交渉戦略です。
これならば、無茶苦茶言ってくる相手と交渉決裂
しやすいかと思います。
一社とだけ交渉していると最後の方では、
「もう何が何でも相手と合意しないとダメだ。。」
という先程言った日本人の弱点がモロに出てきて
しまいます。
よってあなたも業務提携の契約交渉に臨むときには
できるだけ早い段階で、
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できるだけ複数の相手と交渉を進める!
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という交渉戦略を戦略を取るようにしてくださいね。
「俺は相見積は嫌いなんだよね〜」
なんて男気を見せているようではダメですよ(笑)
下記のセミナーでは上記の他にも
「複数の相手と交渉するメリット」について
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これ、シンプルですが本当に奥が深いのです。
単に業務提携の契約交渉に留まらず、心理学/脳科学に通ずる
学びがたくさんあります。
それほど本質的なマインドセットになります。
いよいよ開催が1週間後に迫りました!
もし、あなたがご興味があればぜひ遊びに来てくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二