腐っていく社長たち
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
遠藤はその昔、某上場企業にいた時に約4年間、
マレーシアのクアラルンプールに駐在していました。
その間、いわゆる「現地法人の社長」と呼ばれる方々の
「生態」を否が応でも見ることが多かったのですが、
ま〜とにかく酷かったです^^;
・会社のお金はバンバン私用に使いこむ。
・接待ゴルフに行き、雷雨が来るとお客様を
置いてさっさと自分だけ逃げる(笑)
・社用車/運転手は現地の愛人が美容院と
お買い物に行くために使わせ放題。
・自分のおかしな行動を勇気をもってとがめた
有能なローカルスタッフを次々と首にした 挙句に訴えられる。
・現地に連れて行った自分の子供たちをほったらかしにした結果、
子供たちがぐれてしまい ドラックをやり始める。
などなど。
上場企業なんて言っても所詮こんなものです^^;
もちろん赴任した当時は、本人も一生懸命やろうという夢と
志をもってやってきたのだと思います。
でも、長い期間、本社の目の届かない海外にいるとこのような
とんでもない人になってしまうことが多いようです。
このように人は、
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監視の目の届かない場所に長い期間置かれると
腐ってしまうリスクが高い!
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ようです。
もちろんそんな風になってしまったのは本人の責任ですが
それを監視できる仕組み/システムを真剣に構築して
こなかった本社の責任も重大です。
現場で汗水垂らして頑張っている社員の人たちが本当に
気の毒ですよね^^
そしてこれは、締結した業務提携の契約にも実は当てはまるのです。
あなたの会社ではどうですか?
10年以上も前に締結した契約書を今まで一度も見ることなく、
そのまま取引を続けている、なんてことはないですか?
少し考えればわかることですが、10年間も同じ条件で現在でも
うまく行っている方が異常です^^;
例えば、あなたが相手方にある特許技術をライセンスして
相手方が売上をあげたらその「売上×10%」をライセンス料として
もらう契約を10年前に締結したとします。
その条件が、現在も両当事者にとって満足のいくリーズナブルな
ものであり続けているでしょうか?
周りの環境の変化により不適切な条件に変わってしまっている
ことの方が多いのではないでしょうか?
だから、
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定期的に契約条件を見直すこと!
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が実は5年、10年、20年と長期に渡って
業務提携を続けるためのとても重要なポイント
だったりします。
これを面倒くさがらずにどれだけきちんとやれるかが
命運を分けると言っても過言ではないです。
そしてこの、
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定期的に契約条件を見直すこと!
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をより実行しやすくするためには
契約期間の更新条件を、
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合意更新
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にしておくと良いです。
つまり契約の満了期間の●●カ月前に更新の条件について
合意したら、初めて契約を更新するという条件です。
更新の条件について協議して合意しなければそこで契約が
終了してしまうので強制的に、契約条件の見直しをせざる
得ないのでお勧めです。
これと対極にあるのが、
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自動更新
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です。
つまり満了期間の●●カ月前にいずれかの当事者から
更新拒絶の通知がなければ「自動的に」更新するという条件です。
これ、恐らく日本企業の7〜8割がこの条件にしていると
思いますが、これが曲者です。
この自動更新条件があるせいで、多くの経営者が
定期的に契約条件を見直すことをせず、ただ形骸化した
契約だけが毎年自動的に更新されていくというお粗末な
結果を招きます。
そしてその内、契約書を取り出してみることもなく契約書に
規定しある諸条件とは全く異なる条件で実際の取引を
やってたりします。
これではその内、トラブルになるリスクが極めて
高いいわざるを得ません。
よって、あなたも安心、安全に長期に渡って業務提携を
続けたいのであれば、
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定期的に契約条件を見直すこと!
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のための仕組み作りをやるように
してくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二