契約書があるがゆえの誤解
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
あなたが何かのコンサルティングを受けたとします。
その場合、コンサルティングを受けた後に実際に行動して
結果を出すのは多くの場合あなた自身ですよね?
だからコンサル費用の元を取るべく必死になってコンサル
されたことを自分の物にしようとするのが普通です。
実はこれ、業務提携契約のサポートを受ける場合も
同じはずなのです。
業務提携契約のサポートを弁護士等の専門家から受け、
その後に交渉するのはあなた自身です。
だから必死になって専門家からのアドバイスを自分の物にして、
自分の言葉で相手に伝えると思いきや。。。。
ここからがちょっと違うケースが多いのです^^;
「自分の代わりに契約書が全てをやってくれる。」
と誤解している経営者が圧倒的に多いのです。
具体的には専門家から渡された契約書を右から左に相手方に
渡して、「ハイ!終わり!」って感じです。
その内容のチェックはおろか全く読みもしないことも。。。^^;
そしてその内容について相手から反論/修正要求が来た場合は、
「●●先生、相手がこんなことを言っているので 確認をお願いします。」
と言ってこれまた相手からの反論/修正要求について自分自身で
精査しようともしません。
あなたはひょっとして今、「ドキッ!」としていませんか?(笑)
これは全て、
「自分の代わりに契約書が全てをやってくれる。」
という誤解です。
だから潜在意識レベルでは、契約書という書面さえ完成して
しまえば、
「やっと交渉も完了した〜」
と自動的に思ってしまうのです。
もちろんこんなことをやっていてはいつまで経っても
契約締結に漕ぎ着けることはできません。
交渉相手からも、
「なんかこの人何もわかっていないのね?」
とすぐに見抜かれて信頼を失ってしまいます^^;
あなたも業務提携契約の契約交渉に臨む際には常に、
「契約締結に漕ぎ着けるためにはどうしたら良いか?」
というゴールを常に忘れないように注意してくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二